当社の紙パッケージは貼箱なので組立ずみの状態で届きます。さらに、種類がたくさんあるので、納品される段ボールが思ったより場所をとることに。納品前に事務所を整理しておかないと、段ボールに囲まれてしまいます(笑)。あとは、発注ロット数を増やすと単価が下がるので、売り上げが見込める商品は前もって計画的に数を増やして発注すると良いと思います。
スリーブを活用し始めて、しばらくは問題がなかったのですが、ある日配送環境の影響で、結露によって紙が水分を吸ってしまったことがありました。運用の工夫で解決に至りましたが、コストや納期とも相談しながら、内側に水に強い加工をする、使用する紙の耐久性はどうか、テストできる時間があれば…!と振り返っています。
発注するロット数を上げると紙パッケージの単価は下がっていくものです。小ロットだとやっぱり単価が高くなってしまいます。商品1つに対して、紙パッケージにかけられる費用はある程度決まっているので、現場でのオペレーションやどのくらいの期間で売るかなど経済ロットを抑えておく事は重要だと思います。

イベントの日付が決まっていたので、納期優先で紙素材を選びました。その時はベストな選択でしたが、商品の形をひろってしまうので、もう少し紙の厚さを出したいなと次回発注へのブラッシュアップを考えています。実際に商品を入れてみないとわからないこともたくさん。サンプルテストは大切です。

特集の中で取り上げたパッケージは、こちらで詳しく紹介しています。

北海道の銭函でカフェ経営と雑貨販売をする株式会社 8A GARAGEの細川さん。レジン作家さんとのプロダクトづくりで、イメージにあうパッケージをつくりたいとPACTORYにご依頼いただきました。
https://pactory.jp/magazine/19/
地元登別の素材を活かした、あたらしい北海道のお土産をつくりたい!と新しい事業に取り組む、株式会社ランベルの飯澤さん。アイスクリームをギフトとして販売したいと思った時に既存のパッケージに課題を感じ、PACTORYへの相談がスタートしました。
https://pactory.jp/magazine/37/
札幌市内でケーキ、ジェラート、お餅、そしてチョコレート屋さん4店舗を経営する株式会社エンクルの笹川さん。店舗を展開するなかで、ブランドを育てていくためには良いチョコレートが必要だとオープンされたSOIL CHOCOLATEのパッケージをPACTORYで制作しています。
https://pactory.jp/magazine/57/
札幌市豊平区でライフスタイルショップを営む、ugoの伊藤さんご夫妻。店舗オリジナルの草津焼のボウルや壁掛けのフラワーベースを開発するなかで、紙パッケージが必要!とPACTORYに相談していただきました。
https://pactory.jp/magazine/58/