地元の素材を活かした、あたらしいお土産をつくりたい!と新事業に取り組む、株式会社ランベルの飯澤さん。アイスクリームをギフトとして販売したいと考えた際、既存のパッケージに課題を感じ、PACTORYへの相談がスタートしました。
自分だけでは発想できなかった「スリーブ」という提案。
アイスクリームを入れる、内側に印刷をしたオリジナルの段ボール箱は既に完成していました。その後の展開としてギフト発送を検討しましたが、見た目はただの段ボールでワクワク感がない。パッケージに一工夫必要だと思い、PACTORYの梅田さんに相談しました。今ある梱包材を活かしながら、段ボールをおおう「スリーブ」を提案してもらったときは目から鱗でした。しかも梱包の手間をかなり抑える設計をしてもらいました。
ブランドの価値観を基準に選ぶ「紙」。
ブランドとして環境への配慮を大切にしているので、使う紙は「再生紙」を選びました。一度だけ、配送環境の影響なのか、結露してしまいスリーブがふやけてしまったことがあったんです。新商品の販売ということもあり、タイトなスケジュールだったので、事前にテストすることがいかに大事だったかを実感しました。その後は運用の工夫で解決しました。水分に強い紙、環境テストなど時間に余裕があればさらに最適解を見つけられたのではと振り返っています。
コスト・デザイン・機能、多面的にパッケージを考える。
まずデザインが大切。でも梱包の手間は抑えたい。素敵な紙が良い、でも機能面は…。希望の条件を満たしつつ、さらにコストも抑えたい。紙パッケージの制作はとにかく色々な視点から考える必要があります。そして、一番大切なのは「北海道からアイスが届いた!」と第一印象でワクワクできること。悩んだ末にアイスの形の箔押しを一箇所追加。本格的な販売はこれからですが、お客さまの反応が楽しみです。みなさんもぜひ、条件や仕様をいろいろと比較検討してみてください。楽しいですよ!
つくった紙パッケージDATA
種類 | 差込スリーブ箱 (特殊設計) |
数量 | 1,000個 |
紙 | アスカA |
加工 | 箔押 |
目安単価 | @100 |
目安納期 | 3週間程度 |
備考 | 別途企画費・特殊設計費・運賃 |
発注方法:お問い合わせから発注可能